リーフエナジー開発の背景
レッドシーによるサンゴの栄養のエネルギー効率について
// Published: 17.11.2013

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私たちは人工的なリーフアクアリウム内でサンゴに自然界より早い成長やより濃い色彩になることを求めています。

それらの要求に応えるため、レッドシーは総合的な リーフケアプログラム (RCP)を開発しました。これには、どのようにサンゴは摂食するのか、どうすればサンゴが必要とするエネルギーを効率良く与えることができるのかということを解明した、サンゴの栄養についての大掛かりな研究の結果が反映されています。

好日性サンゴは、必要とする栄養のおよそ85%を供給する褐虫藻を体内に宿しています。では、残りの15%をどこから調達しているのでしょうか?また、ヤギやキサンゴなどの褐虫藻を持たないサンゴはどうなのでしょうか?

 

サンゴは食物に向かって動くことや食物を自身に持ってくることは出来ません。なので、サンゴは浮遊している溶解有機物(DOM)を口盤(針の先ほどの大きさ)で取り込むか、軟部組織を通して吸収するしかありません。サンゴ礁でのDOMは、近所のサンゴからの粘液やバクテリアの固まりなどを含む広い範囲の有機源から由来します。

 

 

私達の栄養に関する調査の目的は、容易に消化できて高い栄養価を持つDOMの混合物を作り出すことです。これは:

 

  • ソフト、LPS、SPSコーラルや陰日性のサンゴが成長や色彩に活用できるエネルギー成分の全てを供給するもの。
  • 消化後に素晴らしいエネルギー価を与えるもの。
  • 水の汚染を極力少なくするもの。

 

 

私達はこれらを心に留めながら、従来のものから新たな食料源まで、様々なDOM成分の特定に注目しました。調査により明らかになった事は一般的な概念と異なり、フィトプランクトンや海水に棲んでいない動物プランクトン(アルテミア、ワムシ等)は、サンゴにとってほとんど直接的には利益が無いということが分かりました。

 

 

それでは、そのメニューとは何でしょう?

私達のニュートリションプログラムは2つの製品で構成されます。 “リーフエナジー A & B”です。それらがサンゴやろ過摂食生物に必要な栄養の全てを供給します。リーフエナジーには独自製法の炭水化物、アミノ酸、脂肪酸、浮遊タンパク質の固まりと共に、褐虫藻が生産するビタミンやMAA(海洋性アミノ酸)と合致する高濃度のビタミンやアミノ酸が含まれています。

リーフエナジーはポリプや軟部組織を刺激して吸収するための表面積を膨張させることで、サンゴの栄養吸収の最適化を助けます。

 

 

調査の結果が示すものは、従来の給餌方法に比べて新しいリーフプログラムを活用した方が、サンゴをより早く成長させ、より綺麗になるということです。

Sharon Ram,
チーフサイエンティスト